2004-04-01 第159回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第3号
この原則を出版その他表現の自由に適用すれば、この種の自由は極めて重要なものではあるが、しかしやはり公共の福祉によつて制限されるものと認めなければならない。」 最高裁は、つまり、問い一の問題を肯定したわけであります。学説もおおむねこの問いについては肯定するわけであります。が、若干の異論もございます。それは、表現の自由と公共の福祉というのを相対立させて論じる、その論じ方についてであります。
この原則を出版その他表現の自由に適用すれば、この種の自由は極めて重要なものではあるが、しかしやはり公共の福祉によつて制限されるものと認めなければならない。」 最高裁は、つまり、問い一の問題を肯定したわけであります。学説もおおむねこの問いについては肯定するわけであります。が、若干の異論もございます。それは、表現の自由と公共の福祉というのを相対立させて論じる、その論じ方についてであります。
戦後の状況を見てみますと、御承知の通り操業海区というものが戦前と違つて制限を受け、そうして昭和二十七年には三船団、独航船が五十隻、昭和二十八年は同じく三船団で独航船が九十二、調査船が十二で、合計百四、二十九年度は七船団で独航船が百六十、調査船が三十四で百九十四隻、こういうふうに大体漸増をたどつておるわけなんでありますが、今度三十年度に至りましては、農林大臣は一躍十三船団にこれをおふやしになった。
○大橋(武)委員 自衛目的という目的によつて制限された戦力、この戦力というものは憲法において禁止したものではない、こうお答えになつたことと思うのでございますが、そうなりますと自衛目的というもののために必要な程度というものは、一体たれがいかにして認定するのであるか、これをお答えいただきたい。
これにつきましては、この制限案によりまして基準をきめて、それによつて制限ができる施設を持ちまして、それによつて取締りを実行して行きたいという考えでございます。
できるだけこの趣旨によつて制限をしたい考え方がございましたので、若し及ばないところは止むを得んという考え方でそうしているわけでございます。併しお話のように国が奨励して大型化したという点がございますので、この点はよく研究をいたしたいと考えております。
○若木勝藏君 それは併し根本的には、選挙の機会に、いわゆる言論の自由であるとか、或いは政策の浸透であるとかいう基本的な考え方から行くと、そういうまずいことがあるので、基本の立場は、それによつて制限してしまうというふうに、私はそう考えるのですが、そういう点はどうしてもそういう制限を加えなければ、弊害のほうに流れるというお考えですか。
従来日本の通信事業の一つの欠陥というものは、予算によつて制限されておるにかかわらず、経済的に施行するということについて、十分な考慮が払われておらなかつたのではないだろうかというような気がいたしますので、現在設計の基準等につきまして、極力経済的な設計をやるように慫慂しております。
すぐ権利は公共の福祉によつて制限を受けるという議論がここになされます。ところでこの公共の福祉というものほどはつきりしない概念はないのです。例えば私、アメリカの例を挙げますとアメリカにワグナー法という法律があります。
それで更に品種別の生産割当をやつて、それによつてできるだけ優秀な設備がフルに動き、そうしてそうでない設備の生産が従つて制限せられるというふうな向きのことが行われれば非常に合理的に行くのじやないか。それに関連しまして、生産設備の使用とか、或いは新設拡張の制限、そういうふうなこともでき得るような仕組のカルテルが考えられないかというふうな内容を考えておる次第でございます。
その面は日米通商航海条約、或いは平和条約、そういつたものの関連におきまして、外資そのものの導入を事前にストツプするということは、これは事業活動の自由、特別の事業で業種によつて制限のあるものを除きまして、一般的に自由にするという原則に従つておるわけであります。外資法だけが実は入つて来る入口のところに一つの柵を設けて参りました。
そういう例を以て言えばよくわかりますけれども、例えば再建整備であつても、自治権の本来のものをこの法律によつて制限するということがどうも自治権の侵害のように考えられるのです。
裁判は一人でやろうが、合議体でやろうが、何としても受ける人がそれに心服するという程度のものでなくては、いくら上訴の方ばかり制限しようとしたつて――制限してしまえば別でありますが、そうでない限りは、上訴は私は跡を断たないと思います。
ところが今度はこれは在野あたりでも希望しておることでありまして、きようのお三方の御意見も大体そうじやないかと思うのですが、やはり上告の理由を刑事訴訟法では四百五条でもつて制限してしまつておるものですから、私どももいなかのそれこそ末端、下飯坂参考人のお言葉を拝借すれば、末寺も末寺非常な末寺のものですが、やはり上告しようといつてもこの四百五条がじやまになつてちよつと困るのが幾らもある。
○鍛冶委員 そういうことも考えられますが、現に日常われわれの行動は非常にこの法律によつて制限せられておる、ゆえにこの法律はあつては困る、こういう主張をしたらいかがですか。
し特段な総理大臣が国政に当るに不適当であると考えられます場合には、遡つてその首班の指名が間違いであり、更に遡つてその政党に多数を与えたところまで批判をすべきであつて、今日の民主主義の建前から言えば、或る特段の政党が多数を得てその総裁が首班の指名を受けた場合には、総括的に責任を国会に向つてはとりまするけれども、その行動が、その傾向が好ましくないからそれでその権力を今のようなこの六項のようなものによつて制限
従つて私どもは、警察官の行政上の行為というものは、原則的に厳に法律によつて制限せられる範囲内にとどまるべきであつて、いささかも積極的に逸脱するようなことは厳に戒めねばならぬものである、こういうような考え方を持つているのですが、これに対する御所見を伺つてみたい。
ただ船員保険法には、月によつて制限をしたり、あるいは年によつて制限をしておりますから、それらの制限並びに金額、平均報酬月額等における金額によつて制限をいたしておる現在の立法になつております。
それから第二条の占領終結、講和発効時から本協定の発効までの間の問題が空白となるのではないかという御質疑でございまするが、これにつきましては只今も当庁の総務部長が御説明申上げましたように、我々といたしましては大体この漁船の操業制限というものを過去に遡つて制限するという行為がいろいろ技術的に困難じやないか。
して、或いは無断使用というとおかしいけれども、使つておつて、それが旧海軍の分はどれどれ、それから民間はどれどれ、それから民有地はどれどれというような色分けをして、そうしてその分に対して今度は数字で、この分に対しては使用料を払つておるとか払つていないとかというもの、それから将来払おうとするもの、又は請求されておるもの、海面についても同じような海面使用に対する補償の問題、いつからその海面を使用しておつて、制限
今平たく考えてですよ、記録の閲覧というものは、そのときの法律の作り方によつて制限する場合もありますよ。併し閲覧だけはですね、謄写なんか制限する場合もありますが、閲覧だけは絶対的な権利として四十条ではもう保障しているのです。閲覧権はこれは法律上の問題で憲法上じやなしに刑事訴訟法上その閲覧というものを制限するかしないか、そういう問題なんですね。
次に、地方公務員たる公立義務教育諸学校の教員は、この法律によつて地方公務員としての身分はそつくりそのままとして、新たに人事院規則で定められた政治的行為を全国的広汎且つ多岐に亘つて制限されることとなるのでありますが、これらの人事院規則の諸条項は、国家公務員法と共に国家公務員の場合についても再検討を要するものを含んでおり、その解釈においても必ずしも明確にして一点の疑問なしとしないのであつて、その点よりしても